健康になりたいブログ

@onikutabeyo_a とにかく健康になりたい

健康な女の子はこんなこと考えないブログ

普段の生活の中で「ああ、死んでしまうかも」と思うことがすごく多かった時期があります。

その頃のわたしは親の運転する車が大きなトラックとすれ違うたび、「あの車対向車線から飛び込んでくるんじゃなかろうか」とか、すれ違った後も「トラックのホイールが外れてこちらに飛んでくるんじゃ?」など、僅か数秒の間に二種類の死のパターンを考えるような女の子でした。家の鍵が施錠されているかどうか、何度も何度も確かめてから眠りについていました。

家の鍵を閉め忘れたかもという疑念をもって眠りについた日は、強盗に殺される夢もみました。十七歳のときでした。

 

九歳くらいから、「わたしはみんなと違う」という選民意識があって、パーフェクトな自分の悪口なんて誰も言わないものだと思って暮らしていました。

そこには、確かにわたしだけの楽園がありましたが、成長と共に平等だった人間関係の中に男女の仲や先輩後輩の関係といった高低差が生まれ、いつのころからかその選民意識は元来の自分への自信ではなくなり、尊大な自意識という形でわたしをなぶりました。肥大化した自意識はいつでもわたしの足を引っ張り、おしゃれをすれば誰かに笑われるものだと考えながら中学時代を過ごし、十七歳になるころにはありもしない死に方におびえる日々となったのです。

 

こういった当時の思考や行動を思い返すと、明らかに病的だということが今はわかります。

当時はそういった頭の中のことを誰かに話したり文章にしたりというアウトプットの方法を持たなかったため、自分を客観的に見ることが本当にできなかったのだなあと怖くなります。未だに興奮すると訳のわからない突飛な行動をとってしまうことがあるのですが、昔と違いそれをいなしてくれる友人に感謝をできるようなったので少しは客観性が成長していると思いたいし、こうやって文章を書くことで少しづつでも理想である健康な女の子になっていければと考えています。

理想の女子像は、今も昔もラムちゃんです。